ホーム暖炉・薪ストーブ基礎知識メンテナンス

メンテナンス

毎年の薪ストーブライフを楽しむためには、メンテナンスは必要不可欠です。

薪ストーブメンテナンスの主な作業は
1.煙突内部の掃除
2.ストーブ本体の掃除・部品交換
3.その他・点検・補修

です。

1. 煙突内部の掃除

ストーブ燃焼中に発火する「煙道内火災」の原因になる、煙突内部に付着した煤やタールを、煙突掃除専用のブラシで除去します。薪の乾燥や燃焼中の空気の量など使い方により、煙突内部の汚れが変わるので、しっかりチェックしましょう。

2. ストーブ本体の掃除・部品交換

薪ストーブ内部は常に高温状態にさらされているため、適正に使用していても破損します。炉内の灰を取り除き、故障した箇所を発見したら、部品交換などの対処が必要です。本体の接合部分・扉・ガラスに使われているセメントやガスケットにすき間がないかもチェックが必要です。故障したまま使用し続けると、本体の交換や、火災などの危険に発展しますので、必要であればプロの診断を受けましょう。

3. その他・点検・補修

長い年月を経て、煙突と住宅との取り合い部分が劣化し、雨水の浸入や吹き込みなどの原因になることがあります。薪ストーブのメンテナンスの際には、それらの箇所も確認し、必要であれば補修することをおすすめします。

はしご、ヘルメット、ロープ、作業手袋、養生シート、防じんマスク、安全ベルト、作業靴、掃除機、煙突掃除ブラシセット、ワイヤーブラシ、作業服、ガスケット、補修材等……。
薪ストーブメンテナンスを行うには、たくさんの準備が必要です。
最近では、室内から煙突掃除のできる便利グッズなどもありますが、本来は、雨仕舞の確認など、屋根の上に登らなくては点検できない部分あり、非常に危険な作業です。
安全は、業者選びから始まります。メンテナンス性を考慮した設計施工や適正な機種選びなど、多くの知識や経験を持つ、日本暖炉ストーブ協会(JFSA)認定技術者のいる専門店にご相談ください。

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